可愛いもの

久し振りに日本での生活を満喫している母だが、
「日本にはほんとに可愛いものがある」と感動している様子。
そこがフランスでも大きく取り上げられている日本の魅力の一つでもあるのだ。
日本女性は、何でも「可愛い〜♡」としか表現出来ないとよく非難の対象になっているようだが、
いいじゃない、ほんとに可愛いんだから。「可愛い」以外の表現って、じゃぁ何て言えばいいんだろう。
どこの国の言葉でも、可愛いと表現するのに、そんなにたくさんの語彙って無いと思うけど。
「まぁ、愛らしい〜」とか言えばいいのか。


キティちゃんはその日本の「可愛い」の代表格で、私も大好き。
たぶん一生好きだろう。
ケベックで可愛いものというと、大概は子供用として取り扱われるのが哀しい。
大人用は、もうほんとに可愛くないものばかりで、購買欲も湧かないのである。
と言って、子供用なんていうと安っぽい作りが殆ど。
もうまるで子供用そのものって感じで、お洒落でも何でもない。
だからディズニーキャラは偉大なのだ。


ちょっと検索するだけで、日本での可愛いものは山のように出て来る。
日本製のお弁当箱は見事に全部ケベック人たちから壊された。
とにかく彼らの扱いが乱暴。
小学校低学年の場合、昼食時に家に帰らない子供は、校内の保育所で食べなければならないのだが、持参したお弁当は冷蔵庫に保管されるまではいいんだけど、それを保母さんや先生、最年長の子供たちが、電子レンジに入れて温めてくれるのが仇となった。考え無しにガンガン加熱されてはどういうことになるか、日本の皆さんには簡単に想像出来るだろうが、ここの子孫・オヴ・移民たちには到底考えられない。何度も子供に注意のメモを持たせたり、学校まで出向いて苦情を言っても、彼らにはどうしても理解出来ないようだ。お返事だけはいいのよ、「分かりました、マダム」「その通りですね、マダム」「私たちにお任せ下さい、マダム」って。こうして、娘が持って行く可愛い日本製のお弁当箱は、そこで次々と壊され、可愛いお弁当箱留めまで、いつの間にか吹っ飛んで無くなってしまった。
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とらちゃんやアップルさんから頂いたキティちゃんシリーズを娘は大事に使っている。学校で見せびらかしては得意満悦である。見せびらかすところが、私の娘っぽいところだが。日本でのこのいろんなキティちゃんバージョンは、こっちの子供たちはどんな逆立ちしても手に入らないから、競争心旺盛な子供はイライラして嫉妬するらしい。羨ましくて仕方が無いくせに、絶対に他人のものを誉めない子供キャラっているでしょ?子供だから思い込みや表現がストレートで、最悪の場合、「盗み」にまで到達しちゃう子っていませんでした?ああいうのはどこにでもいるね。いつの時代にも。
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カフェオレボウルは、ご飯茶碗やプチボウルにも使えるから便利。
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何歳になっても可愛いものを忘れずにいたい。
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