寒さの中の恐怖

南の島からいきなり現実に戻って辺りを見渡すと、ここはまさしく白の世界。
今日は朝から猛吹雪で、学校もお休み。
今年は12月から厳寒日が多そうで、これからクリスマスにかけて更に気温が低くなりそうだ。
毎冬頼んでいる除雪屋が今日は3回も来た。
除雪機を使う家庭もあるが、ご近所さんでその除雪機が壊れてしまったところもある。
これでは、さすがのケベック人でも途方にくれてしまう。
昔、家に誰も居ない時に一人でスコップを持ち出して慣れない除雪をしていた時、疲れたので雪の中にちょっと座って休んでいると、すうっと眠気に襲われたことがあった。夫や回りのケベック人たち曰く、これはとても危険なことで、決して一人で雪の中に座り込んでは駄目だと叱られたことがあった。そう、たかが除雪中と言えど、簡単に凍死してしまうということも無きにしも非ず、なんだそうな。気温が低く、雪が引っ切り無しに降っている、そんな日は特に危ないそうだ。