古くからの友人DDD(デヴィッド・ダグラス・ダンカン)が、
嘗ての愛犬Lumpと、友人Picassoとの本を出版した。
Picasso & Lump. A Dachhund's Odyssey
- 作者: David Douglas Duncan
- 出版社/メーカー: Benteli Verlags Ag
- 発売日: 2006/01
- メディア: ハードカバー
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タイトルの『Lump: The Dog Who Ate a Picasso』は、
PicassoがLumpのために作った作品をむしゃむしゃと食べてしまったLumpストーリーから取ったものだ。
これは、以前ParisでDDDに会った時に本人から聞いた話でもある。
Lumpは、Picassoから作ってもらった専用の皿も持っていた。
あまり恵まれた環境ではないところにいたLumpとDDDとの出会い、場所は当時の西ドイツでのことだ。
Picassoの作品を食べてしまうLump。
PicassoがLumpのために「友達」として作ったうさぎをLumpは一気に食べてしまったのだ。
「山羊のような犬だったよ」
DDDは、『ゲルニカ』やミズーリ号と深く関わっている人物でもある。
アフガニスタンで亡くなったロバート・キャパの意思を継いで、DDDはPicassoを撮影することになった。
Picassoと寝食を共にしながらの撮影だった。
元気なうちにまだまだDDDには聞きたいことが山ほどある。
http://www.hrc.utexas.edu/exhibitions/online/ddd/
http://en.wikipedia.org/wiki/David_Douglas_Duncan
DDDとピカソ
ルンプ専用の皿(制作:ピカソ)
ピカソとジャクリーヌ
私の大好きな作品『ピカソの食卓』