南岸 その2
時間があると私はよくケベック郊外をドライブする。
どうしても足が向くのが、夫の身内が多く住む南岸。
セントローレンス河を挟んで、ローレンシャン山脈側を「北岸」、アパラチア山脈側を「南岸」と呼ぶ。
全体的に山岳地帯の多い北岸と違って、南岸は大平原が広がっているので、開放感があって、ドライブには最高。
真冬の大雪原の中で見るオーロラも、180度オープンの天空に広がる南岸で見た方がゾクゾクしますよ。
Beaumontのムーラン(水車小屋や粉挽場)。
←現在も使われているパン焼き竈。
後ろに見えるのがセントローレンス河と、ローレンシャン山脈。
その手前に見える農地がオルレアン島。
Beaumont → St-michel-de-Bellechasse → St-Vallier(夫の先祖がフランスからやって来て初めて錨を下ろした所) → Berthier-sur-Mer → Montmagnyが、私の大好きなドライブコース。
夕食は、Montmagnyにある、甥Jocelynのレストランにて。
オニオンスープ(グラティネ→グラタン風)と、クラブサンドイッチ。
田舎のレストランには、昔からのレシピを使っているメニューが多い。
このレストランにも、夫の母から伝わるレシピメニューがある。
ぶっきらぼうに焼いたようなステーキだけど、とろけるような美味しさよ〜♪
ラタトゥイユも、グレイビーソースも、ドレッシングソースもすべて義母のレシピ。
ケベックの野菜はオーガニックが当たり前。
これを食べずにケベックは語れない。