手紙

最近、手紙というものを書いていない。
いつもメールで済ませてしまうし、何かを送るにしても、一筆したためるということもなく、なんとか書いたとしても、殴り書きのメモ程度。色も素っ気も無い。
どうしても日本へ手紙を書く羽目になったのだが、なかなか気が進まない。
手書きにすると、これまたひどく、筋肉が痙攣したみたいになって、まともな字が書けなくなってしまった。まぁ、元々字は下手なんだけど。それにしても、最近では、ちょっとしたメモ書きまで、それも自分で書いておいて、自分で読めなくなっている状態だ。
誰か代筆してくれないかな、とぶつぶつ独り言を言いながら、便箋や封筒を探していたら、「それは文盲並みの発言だな」と、背後からの声が突き刺さった。カワイクナイ長男よ。
日記も最近は書いていない。ブログにその日あったことは大体書いているので、それでいいや〜と思っている。
これでは、益々筆記力が落ちてしまう一方なのである。