105歳の真実

私の祖母は現在105歳。
よく長生きの秘訣は?って訊かれるんだけど、
世間でよく言う健康志向や精神性向上などとは逆のことばかり。


薄味が嫌いで
運動なんかしていなかったし
夜更かししてよく針仕事していたし
人間的に出来た人じゃないのでストレスいっぱいで
性格的にもかなり我儘で
エコヒイキが得意で
金に執着していて
欲も深いし
90代頃の体重が70kg代だったし
ひどい便秘症だし
不眠症だし
(特に4番目と5番目に関しては、私が一番受け継いでいるようだ)


彼女が実行していた生活習慣は・・・
身体を冷やさないこと
どこでもゴロッと昼寝
偏食しない、腹八分目、粗食(あまり食べることに執着しない。贅沢食には興味が無い)
寝る前にホットミルクを飲む


好きなもの
ニシン
牡蠣

甘酒(自作)
天ぷら
漬物
ご飯と味噌汁(彼女の食卓の原点。味噌汁は麹味噌、ご飯は普通の白米)
グラタン(ホワイトソースが大好き)
牡蠣ピラフ(ナルママ作)
朝と日中は緑茶、夜はほうじ茶
梅干(まったく減塩していない梅干、自作)
ドジョウ
シジミ
煮物(干し大根、里芋、人参、蒟蒻などの煮物)
ニシンは、昆布巻きにしたものが大好き。
他に、ニシンを焼いたものに砂糖醤油をからめたものをごはんにのせて食べるのが大好き。
牡蠣は酢醤油であえたものが好き。


嫌いなもの
あえて言えば肉類。でも食べないわけではなく、ひき肉料理などは好き。
好き嫌いが無く、一通りは何でも食べる。


100歳を過ぎてから何度か肺炎を起こして救急車で運ばれたこともあるのだが、その度見事に復活して元気になる。
不死鳥のごとく、である。
何が良いのか、悪いのか、じゃなくて、やっぱり寿命、としか言えないのかな。