ケベックの場合

パスポートや市民証明はすべて郵送される。
書留で届くので、受け取りは身分を証明するものを持って郵便局へ。
海外在住者にも郵送される。世界中どこでも、カナダ人である限り。
日本の戸籍謄本のようなものは無い。あくまでもプライバシーは守られるので安心。


入院の際は、特別室を希望しない限り入院費は無料。食事は細かく選択出来る。寝巻きは病院より支給される。買い物は自分が出来ない場合は看護師にお金を渡せば買って来てくれる。もちろんチップは不要。これは院内の売店に限るが。家族が看病に携わったりする必要は一切無い。有り得ない。家族に持って来てもらう物は必要最低限のものだけ。身寄りの無い人でも不自由は無い。


職場には必ず冷蔵庫と電子レンジが置いてあって自由に使える。コーヒーやジュースなども自由に飲める。学校では何台もの電子レンジがあって、ランチ時はずらっと長い行列となる。小学校の場合は電子レンジや冷蔵庫は教員らの監視下に使える。


郵便局は土曜日の午前中、銀行は毎週木曜日が夜8時または9時までオープンしているので、普段は仕事で行けない人も大丈夫。銀行のATMは24時間年中無休。


老人ホームでの世話に一切家族は係わらない。手芸店に名前のタグが売っていて、それを持って行くと服やシーツなどに付けてくれるし洗濯もしてくれる。夕食時にグラス一杯のワインを希望する場合は、調理場でワインを預かってくれて量もきちんと守りながら給仕してくれる。
英語やPCの授業がある。只今フランス語の授業を申請中。ケベック州政府が提供。
他にもゲームなど様々なアトラクションが楽しめる。


☆例外もありますが、今までに頂いた質問への回答をまとめてみました。
こうしてケベックのことを書きながら日本の現状を学習出来ました。といって、ケベックが日本よりも優れているとは全然思っていません。