謎の日本料理店

ニセ、エセ、インチキ

常日頃から私も感じていたことだが、特に海外在住者である私たちにとって痛感する問題ではなかろうか?
以下のニュースを読んでみた。

「食も知財なり」日本食人口倍増計画
「知的財産推進計画2006」が知的財産戦略本部(本部長・小泉首相)で正式決定された。知財政策の基本となる同計画も4回目で、今回は、IP放送の著作権処理簡素化やネットオークションの規制強化などが盛り込まれている。だけでなく、そのなかに「日本食人口の倍増」というのがある。これって知財なの?

歴史や文化、伝統と深いつながり
知財推進計画は、知財戦略第二期のスタートの目標をまとめたもので、総ページ数150ページに及ぶ。その第4章「コンテンツをいかした文化創造国家づくり」の第2項に「安全・安心な日本食を世界に広め、日本食人口の倍増を目指す」とある。具体的な施策としては、世界各地での料理技術講習会の実施や、外国人シェフを対象とした実務研修、優れた日本産食材の世界への普及などを挙げている。
この内容は、著名な料理人や料理指導者も参加した「日本ブランド・ワーキンググループ」の議論を踏まえてまとめられたもので、「日本ブランド」の価値を高め、海外展開するという知財戦略の一つという位置づけだ。
計画では、日本食を「歴史や文化、伝統と深くつながった創意や工夫が根底にあり、世界に誇る知的財産」と位置づけ、世界に“日本食のファン”を広げることを目指している。
実は、日本食を扱うことについて、「なぜ知財本部が食を扱うのか?」などの批判も多く寄せられたという。また、まとめるにあたっても、行政の担当が明確でないため、関係府省への協力の根回しでは苦労したようだ。

海外で日本食ブランドの危機
日本食ブランド料理がイメージしているのは、フランス料理のような「高級にしてホンモノ」の料理だろう。しかし、そのフランス料理の本場パリでは、最近、“エセ日本料理”が繁盛しているのだという。
こうしたエセ日本料理店の経営者は多くの場合、中国人やベトナム人で、日本料理の修行をしたわけではない。メニューはスシ、ヤキトリ、テンプラから、トンカツ、ソバ、うどんまである。ホンモノの日本食の3分の1程度の激安でパリっ子たちの人気を集めているのだが、日本人の目で見ると、日本料理というには抵抗があり、在留邦人は「ニセジャポ」と呼んでいるのだという。
これでは真面目に日本食を出している店はたまらない、というわけで、日本貿易振興会(JETRO)のパリセンターにも苦情が寄せられた。そこで、同センターは「本物の日本料理」マークを導入し、今秋から認定店を公表する計画だ。覆面調査員が身分を明かさずに、店を調べるというミシュランの方式にならったものである。
つまりエセ日本食が、日本ブランドを害しているというのが現状で、知財計画の日本食振興は、日本ブランドを守り、海外でのブランド価値を高める施策なのだ。
ところで、「ニセジャポ」の人気には、単に安いだけでなく、写真付きのわかりやすいメニューや入りやすい雰囲気なども大きく影響しているのだという。
日本食の普及を目指すのであれば、こういう点も研究すべきだろう。
(msnニュース『インテリジェンスの業界レポート』より)


さてここからがケベックの実態・・・
日本人以外のアジア人が日本料理店をやっていても、まあホンモノの3分の1の激安だったらまだ許せるよ。ケベックなんか激安どころか高い高い!加えて最近ではケベック人がオーナーのこれまた摩訶不思議なエセジャポがたくさん出て来ている。若者向け地元紙をパラパラ見るだけでもこれだけ出て来る。日本の知的財産を滅茶苦茶にするような内容が実に多い。


 



【この店だけでなく、sushi-barと名乗る店全体にいえること】
ぎっしりの天かす、細切りのニンジン、
サラダ菜などののり巻きって、いったい何?
特攻隊に因んだ名称も止めてほしい。
ドイツ辺りでレストランのメニューに
まるで『アウシュビッツのパイ』なんて名称をつけるようなものだ。
そんな犯罪行為が罷り通っているのもおかしな話だ。
日の丸を連想させるのも日本を馬鹿にしている。(オーナー:ケベック人)






  ⇒   
最近出来た中華料理店、のはずが・・・・???
これじゃぁ『白鶴』が中国の酒みたいじゃないですか?そしてここにも出たよ、日の丸割り箸が。(オーナー:ケベック人)





    
【左】どうしてお相撲さんがドラを?だいたいこんなのお相撲さんでも何でもないよ、髷も無いし。

(オーナー:ケベック人⇒エラそうに何度もTV料理番組に出演)
【右】こんなのを「sushi」と呼ばれたら、我々日本人はどのようなアクションをとればいいのだ?

(オーナー:中国人⇒日本人を心底バカにしている腹立たしいヤツ)                                          


これらはほんの氷山の一角なのである。