あなたの家を売って下さい

日本ではこんなことってあるのだろうか?
不動産屋からもうすでに5、6回電話が来ているのだが、私の家を売ってほしいという要望なのだ。
なんでもうちの辺りの土地を見て回っている人たちから私の家を買いたいという要望が多いらしいのだ。
そういえばわが家の前の道路に車を止めて、無遠慮にうちをジロジロ見ている人が時々いる。
なんでこんな家が?確かに湖が見える点ではいいかもしれないが、うちの建材だってスタンダードなものばかりだし、大して価値があるとは思えないのだが。土地の3分の2は雑木林のままだし。近所の家何軒かに訊いてみたのだがそんな電話は来てないという。「お宅は駐車場を広く取ってあるからじゃないのか?」と言われたが果たしてそうなのかな?ギューギューに止めると乗用車が土地内に15台は入る。2世帯住居の小さい方と、更に地下室にも何室か部屋を作ってスキー客に貸したいという人もいると不動産屋は言っていた。勝手にわが家の青写真を頭にめぐらせて自分たちの将来を設計してしまっている人もいるんだそうな。
ふ〜ん、なるほどそれで少しは金儲けが出来るんだなあ・・・なんて驚いてみたりもするが、全く私は人に貸す気など毛頭ない。今のところはね。街場に住んでいる友達の殆どが地下室を人に貸している。でも人に貸しちゃったら、両親が来れなくなってしまうし、あの地下室に置いてあるゴチャゴチャしたのはどうなるんでえ・・・ああ〜面倒くさい!