悲惨な日本人女性

日本人女性は一般に大人しく、あまり自分の意見も強調することもないので、その足元を見て乱暴する欧米人男性は多い。
飛行機での移動や、外国の街の風景などで一気にロマンの夢を掻き立てられたり、青い瞳だったり、足が長かったり、髪の色がステキだったり、愛情表現が日本人にはなかなか見られないものだったり、などの様々な外見の魅力が
暴力の恐怖よりも勝ってしまうことも度々。
そうなると待っているのはただの悲劇しかない。
その甘い愛情表現だけに縋って生きるようになると、そのうち精神を病むようになる。
これはナニジンの女性でも同じだけど、日本人女性だったら、更に悲惨。
そうやってボロ布のように扱われても、何度も男を訪ねてやって来る女性たちを今までにたくさん見ている。
メールや電話でちょっと甘い言葉を囁かれると、もう直ぐその気になってやって来るのだ。
地元に同棲する女や複数の遊びに使えるガールフレンド、更には子供までいてもそうやって日本人女性を弄ぶ男が非常に多いのにね。
エイズではない、という偽の証明書まで作って、手ぐすね引いて待ってる男もいるよ。
マリファナ覚せい剤を道具に準備しているのもいて、なんだったら彼女を使って日本との「貿易」に
励もうというしたたか者も多い。「狸の皮算用」もいいとこだ。
もう一つの弄ぶ原因が、日本人ってこんなことで裁判にまではならないだろう、という彼らには一種の安心感もあるんだよ。
またちょっと一緒に暮らしただけで、慰謝料が請求される場合があり、これをアテにしている男も多い。
だって日本女性ってお金持ってるし。
彼女の両親名義の日本の家屋まで狙うのもいるしね。
こうなったらもうお手上げ!裁判になっちゃう、ゼッタイに。
相手がケベック人の場合、裁判所は間違いなくここケベックで。
北米人は裁判大好きだし、相当慣れている人も多い。
だから弁護士の費用から渡航費まで全部外国人、つまり日本人持ちっていうケースがほとんど、最悪の場合。
ま、最終的には人の勝手だけど、精神病院で苦しんでいる人、ココにも日本にもたくさん見ているので楽観視出来る問題ではないでしょう。
相当なマゾヒストでない限り、やっぱり男性からはやさしくされたいよね。
日本の読者の方からメールでご質問があったので、ここに現状をざっと簡単に述べさせていただきました。
回答に時間を要してお待たせしたことをお詫びいたします。
ケベック州裁判所、ケベック州警察、カナダ国家警察、精神科医Dr.Proulxに対し、取材にご協力いただいたことをここに感謝いたします】
■日本から、欧米人男性の暴力についてお問い合わせがあり、またケベックの社会問題として取り上げた問題であり、愛の形云々で書いた内容ではありません。こればかりは、一度被害者になってみないと、その恐ろしさは理解し難いものだということを付け加えておきます。