LE MANGA JAPONAIS

もう今日はいきなり漫画なのである。
この2つの作品は私にとって、ちょっとヘンな比喩かもしれないけど、まさしく【聖書】なのだ。
身の心もボロボロになっている時、この作品を開くととたんに元気になるのだ。
元気になる、というよりも、救われるといった方が正しい。


あたしンち (7)

あたしンち (7)

         


はまぞう〕では残念ながらつる姫の顔が無いので、検索したものを貼った。
つる姫は全10巻持っているが、あたしンちの方は3冊だけ。
あたしンちは、以前日本に行った時に従姉妹の娘が読んでいて、見せてもらったらもうたちまちトリコになってしまったわけだ。
従姉妹の家の座敷で大の字になって読み出したらもう動けない。
相変わらずの私の姿に従姉妹もあきれ果てたようであった。
幼い頃からほんとの姉妹のようにしてきた我々だが、
座敷で寝そべって本を読み出すと止まらなくなって、そしてそのうちそのまま眠ってしまうという私の習性を彼女はよく知っている。
いや、これは彼女だけではなく、身内みんなが知っていることなのである。
何故だろう、恥ずかしい昔のことを不意に思い出してしまったではないか。


あとはこれ!懐かしくてたまらない!
12歳の頃からちょっと早かったけど『別冊セブンティーン』を愛読していた。
それに連載されていたのがこれ。


きゃぁ〜〜〜!検索していたらこんな懐かしいのが出て来た!!
この2冊とも持っていた。じっとこの絵を見ているだけで涙、涙・・・である。
だって私が一番幸せな時のものだから。
『ファイヤー!』と『飛んで行く雲』(作:西谷祥子)を夢中になって読んだ。
「愛と性の問題小説」BY富島健夫も、それぞれいろんなストーリーの展開があって、毎回ドキドキしながら読んだのが懐かしい。
宇野亜喜良さんの挿絵も切り抜いて自分で勝手にシールにして喜んでいた。
当時ものすごい旋風を巻き起こした『ロミオ&ジュリエット』や『小さな恋のメロディ』『フレンズ』などのグラビアが満載され、その一部は今でも大事に保管している。今となってはまさしく家宝だね。
『フレンズ』とは若い男女の恋物語で(アニセ・アルビナ、ショーン・バリー主演)
なんと主題曲からすべてこの映画の音楽担当があのエルトン・ジョン
日本の実家にはそのお宝的LPがまだ残っている。
ついでにボビー・シャーマンも思い出してしまった。


そういえば先日、ひとまわり以上も年下の人たちとの会話に水森亜土さんの名前が出て来てビックリ!
イザベルに、とゆかりちゃんから亜土さんの絵本を頂いてほんとにビックリだった。
それこそ私が小学生の頃に使っていたハンカチや文房具類、デコレーションに沢山使われていた亜土さんのものが、いまこうして娘の時代にまた復活するとは喩えようもない嬉しさである。


『リボン』の付録も好きだった。
太い輪ゴムや白い荷造り紐なんかが雑誌に十字に掛かっていて、いつもよりも分厚かったりすると迷わず買ったガメツイ私である。
「あなたの好きな教科で、あなたの未来がわかる」なんていう占いカードや、一条ゆかりもりたじゅん里中満智子らのメモ帳などはずっと大事に持っていたし。
『マーガレット』は友達が毎週(確か週刊だった)買っていたので、彼女の家に遊びに行っては見せてもらっていた。
たまに楳図かずおさんの恐怖漫画でミイラものとか猫目シリーズなど、なんだか気分が悪くなるほど本気になって読んだものだ。
古賀新一さんのも恐かった〜!


これが夢中になって読んだ『ミイラ先生』




これは幼稚園から小学校低学年の時の着せ替え人形
駄菓子屋に売っていたものがこれ




谷ゆきこさんといえばバレエ漫画である。
下敷きや筆箱も持っていた。



検索していたらこんなのも出て来て爆笑!でも懐かしいよ〜!
赤松愛ちゃんが主役の漫画があったこともうっすらと憶えている。


*ちなみにフランス語でも「マンガ」といいます。
 もちろんこれはアニメ本国日本からの言葉です。
 日本のマンガはこちらでも人気があり、専門店もあるほどです。