キティーちゃんをフランス語読みすると・・・

一人娘のイザベルが学校で撮影した写真の見本を持って帰宅した。
2パターンのアングルがあり、どちらも選べる。
母の帰国前に見本だけでも仕上がってきたのはグッドタイミングである。
両親や日本の親戚に配ることを考えて注文する。
写真のサイズは様々で、額に入れて飾るのから、財布に入れておけるミニサイズまである。
このミニサイズは子供同士の写真交換にも用いられる。
人に自分の子供の写真を見せて思いっきり親バカ振りも発揮出来る。
そして今年からカレンダーや誕生日カードなども注文できる。
本に挿むしおりもオーダー出来る。
母にとっては額入りサイズとカレンダーが魅力のようだ。
一歳からはシアーズの写真コーナーで、その後からは保育所、小学校と定期的に撮影がある。
クラス全体の写真は無料だ。
中学生になっても撮影は続く。
高校ではちょっと途切れて、次は大学卒業時にまた撮影がある。
今までの写真をズラッと並べてみると子供の成長が手に取るようにわかる。
其の時々で写真の背景も変わる。
今年はパピヨン入りだ。『牧場の少女』ってところか。
例えば私が同じアングルで撮ったらどうなるかねえと誰にとも無く言ったら、息子がそれを聞いて「牛」と一言・・・「牛」ねえ、確かに・・・
折角のキティーちゃんが頭と耳しか写っていない。
ま、いいか、キティーちゃんが主役じゃないんだし。
キティーちゃんといえば私がまだ中学生の頃に、サンリオショップで割と高いキャラクターだった。
私も散々キティーちゃんには筆箱や財布などでお世話になった。
20歳での結婚だったのでまるでままごと感覚だったせいか、家具一切をキティーで統一しようとしたことも懐かしく思い出される。
ケベックでもキティーちゃんは人気だが、まだ少し高い。
ケベックの子供たちはキティーちゃんを何と呼ぶでしょう?
初めに耳にした時は本当にビックリした。
ハローキティーをフランス語読みすると、ハローのエイチの発音がエとなり、キティーのティーという音がチに近い音になるのでなんと「エ ロ キ チ」と発音するのである。
これでは可憐なキティーちゃんが色キチガイみたいではないか。