便利な世の中になったけど

大した世の中になったものだ。
テレビはデジタル、カメラはデジカメ、
インターネットでもさらにこうしたブログ・・・
世界中の人と情報交換したり、気軽にお喋りしたりと、数年前には考えられなかった事である。
以前の〈海外での孤独な生活〉も今では嘘のよう。


と、思っていた矢先、国際電話の調子がおかしくなって来た。
変に時間差のある会話、響くような相手の声(自分の声も同様だそうである)、雑音に混線、そのうち更に悪化していよいよ通話中に勝手に切れてしまったり。
驚いたのは通話中になんとベルカナダの職員が乱入して来た事だ。
エンジニアが私からのクレームを受け、通話中に検査していたというのだ。
こんなのってあり?
プライバシー侵害もいいとこである。
最近少し改善されては来ているが、これではここが先進国とは考えられない。
まるでこの世に電話が出来たばかりの時の様ではないか、
受話器に向かって「もしもーし!」なんてわめいている図というのは。
母国と通信が取れなくなったという悲劇を味わったのは初めてであるが、実に不安でストレス爆発である。
でも何故ここに来てこんな電話のトラブルがあったのだろうか?
以前気の狂ったストーカー男に電話線を切られたことがあり、電話局に通報して直ぐ来てもらったというトラウマがあるので、電話が通じないというのはとても怖い。
ベルカナダからは故障の原因が分からないという返答、なんか気味が悪い。
でも今回のはうちだけではないらしい。
知人たちに聞いてみたところやっぱり調子悪い地域も幾つかあったから、別に怖がることでもないだろう。