私が暮らすマンションは高齢者専用では無いが、テナントの大半が高齢者だ。
現在6棟ある建物のうち100歳、100歳以上が3名、そして、90代ともなると数え切れないほどの人数になって来る。
90代の一人暮らしがそれだけめずらしくない時代なのだ。
館内にある小さなスーパーマーケットにショッピングカートを引っ張りながら買物をする80代、90代の姿は此処では日常風景の一部である。
たまに子供や孫が訪ねて来ることもあるが、一人暮らしが基本だ。
共通点は彼らの多くがいつもきちんとした格好をしていることだ。
だらしない恰好をしている高齢者を此処では探すのが大変なくらいである。
いつもボロボロのTシャツに半ズボン姿で自分が暮らす階のダストシューターに行く時はなるべく誰にも会いませんように、と祈る気持ちなんである笑
大崎さんのような高齢者はこれからどんどん増えて来ることだろう。
人生百年などと大いに謳っている日本人たちこそが大崎さんに驚いていたのではなんともはやである。
大崎さんのように健康寿命が長くなければどんなに長生きしても意味は無い。
ボケたまま、寝たきりのまま長生きするだなんて絶対に絶対に嫌だ。
人に甘えず、しっかりと自分を自覚して生きることが大切だ。
※タイトルの「孤独死」とは如何なるものだろうか。
大往生だった大崎さんに対して失礼では無いだろうか。
実質上は確かにそうかもしれないが、まるで此方の死亡証明書の欄に書き込むような言葉が、この素晴らしい記事を下げてしまっているのが非常に残念。